2014年12月18日

田園調布の地価の変遷


東京の高級住宅地として知られる田園調布ですが、かつては東京の郊外で何もなかったこの地で宅地開発が行われ、分譲が始まったのは1923年(大正12年)8月のことなのだそうです。

当時の東京都心の地価は、たとえば日本橋なら1坪3千円くらいだったようですが、郊外の田園調布は驚くほど安い値段だったとか。

もっとも敷地面積は広めなので、総額ではそこそこの金額になりますが、ターゲットは中流サラリーマン世帯だったようです。

denenchofu.jpg


分譲開始から90年あまりが経ちましたが、高級住宅地としてのブランドができあがったのは、入居後の住民たちの努力による面が大きかったでしょう。

しかし、高級イメージが強くなったためにバブル期には地価が異常なほど高騰し、住民自身を苦しめる事態も招いてしまいました。

社会に翻弄されてきた田園調布ですが、最近では空き地も目立つようになり、優れたまちなみをどう維持していくか、これからの大きな課題でしょうね。

田園調布の分譲時の価格や当時の様子、近年の地価の動きなどをYahoo!不動産の記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。

Yahoo!不動産おうちマガジン
「田園調布は普通のサラリーマンが買える地価だった?」http://magazine.realestate.yahoo.co.jp/corp_reexbrain/20141217-00000001


タグ:田園調布
posted by 平野雅之 at 23:10| Comment(0) | 地価

2014年12月01日

地価の下落地区がゼロに!?


先週、金曜日に国土交通省から発表された地価LOOKレポートでは、平成19年の調査開始以来、初めて下落地区がゼロとなり、上昇地区が82.6%で、残りが横ばいとなっています。

これだけを見ると全国的に地価上昇期へ入ったようなイメージもありますが……。

しかし、地価LOOKレポートはもともと「主要都市の高度利用地」として全国の150地区を選んだものであり、価格が動きやすい側面はあるでしょうね。

3大都市圏の中心エリアはほぼ上昇傾向といえるでしょうが、その郊外部や地方圏ではまだ下落が続いているところもあります。

地価が上昇しているところもそのスピードは比較的緩やかですが、二極化はジワジワと進行しているようです。

今回の地価LOOKレポートの状況について、オールアバウトの記事にまとめましたので参考にしてください。

「地価LOOKレポートでみる住宅地地価動向 26」
http://allabout.co.jp/gm/gc/449482/


posted by 平野雅之 at 23:31| Comment(0) | 地価

2014年11月06日

住宅地の地価は地域によってどれくらい違う?


ひとくちに日本の住宅地の地価といっても、東京都心部の1坪あたり1千万円を超えるようなところから、地方の山間部などの1坪あたり数千円のところまで千差万別です。

それを単純に比べて「どっちがいい?」なんて聞いても意味はないでしょうが、地価水準を比較するときにある程度の目安となるのが国土交通省がまとめた地価指数でしょう。

これは調査対象地点の平均価格を都道府県ごとに指数化したもので、東京都が100になっています。

これをみると神奈川県の54.2を除いて、あとはすべて50未満、つまり東京の半額以下であり、最も低い県は4.6にすぎません。

基準となる東京の平均価格も、主要区の価格からすればかなり安いんですけどね。


この地価指数の違いについてグラフを交えながら、Yahoo!不動産の記事にまとめましたのでぜひご覧ください。

Yahoo!不動産おうちマガジン
「全国の住宅地の地価は、東京と比べてどれくらい違うのか?」http://magazine.realestate.yahoo.co.jp/corp_reexbrain/20141105-00000001


posted by 平野雅之 at 23:10| Comment(0) | 地価