2015年08月30日

不動産取引上のイザというときのための保険


不動産の売買契約などの前に、宅地建物取引士により重要事項説明が行われることを知っている人は多いでしょう。

もちろん、あらかじめ物件調査などを実施して、間違いのない内容を買主などへ説明します。

しかし、それが常に正しいとは限りません。

客を騙そうとしてワザと違う説明をすれば宅建業法違反だけでなく、詐欺などの犯罪にもなりかねませんが、そのような意図がなくても間違えることはあるのです。

調査資料の転記ミス、書き間違い、思わぬ勘違いなどもありますが、ときには調査に応じた役所の担当者が誤った回答をすることもあるでしょう。

重要事項説明の間違いで買主などが損害を受ければ、当然ながら賠償金や何らかの補償を受けようとするでしょうが、宅建士個人やその不動産会社に賠償能力(資金)があるとは限りません。

そのような場合に備えた保険があり、「宅地建物取引士賠償責任保険」といわれます。

宅地建物取引士のすべてが加入しているわけではありませんが、これがあればイザというときも賠償を得られやすいでしょう。

それ以前に変なトラブルに巻き込まれなければ済む問題ですが、宅建士賠責の概要や注意点などをオールアバウトの記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。

(不動産売買ワンポイントアドバイスシリーズ)
「宅地建物取引士賠償責任保険とは?」
http://allabout.co.jp/gm/gc/458054/


posted by 平野雅之 at 22:45| Comment(0) | 法律・制度

2015年08月04日

ヘルスケアリートの現状


ヘルスケアリートをご存知でしょうか。

投資対象をサービス付き高齢者向け住宅、有料老人ホーム、病院などの「ヘルスケア施設」に特化した不動産投資信託のことですが、昨年11月に日本初のヘルスケアリートが上場し、先月末に3本目の上場があったところです。

まだ数も少なく、一般にはあまり馴染みのないヘルスケアリートですが、高齢化社会における施設の需要増を背景に、これから次第に増えていくことが予想されています。

そのため、国としてもその普及、拡大に取り組んでいる状況です。

不動産投資の話だと思われるでしょうが、将来この仕組みで運営される施設の世話になる人は多いでしょうから、決して一般の人にも無関係だとはいえません。

そこでヘルスケアリートに関する基本的な内容や問題点などを、HOME'S PRESSの記事にまとめましたのでぜひご覧ください。

HOME'S PRESS
「ヘルスケアリートで高齢者向け施設の整備が加速する!?」http://www.homes.co.jp/cont/press/buy/buy_00387/


posted by 平野雅之 at 22:54| Comment(0) | 法律・制度

2015年07月04日

特定空き家にしないための視点


「空き家対策特別措置法」が施行され、「特定空き家」に認定されると自治体から指導や勧告、撤去命令などを受けたり、代執行による解体がされたりするようになりました。

さらに、固定資産税の軽減措置なども解除されることになります。

そのため、空き家を持っている人が焦っている、という話も聞きますが、空き家がすべてその対象となるわけではありません。

あくまでも、適切な管理がされないままで放置され、老朽化、朽廃化が進んで周辺に迷惑をかけているような空き家、あるいは衛生上の問題が生じているような敷地が問題とされるのです。

そのため、空き家があるなら、それをしっかりと管理していくことが大切でしょう。

まったく手入れされずに放置した家屋は、あっという間に朽廃が進んでしまいます。

それと同時に、これからは空き家を増やさないことについて、一人ひとりがよく考えていくことも必要でしょうね。

とくに放置されやすいのは親から相続した古い家だと思いますが、これを空き家にしないこと、また空き家にせざるを得ないときはどうするかを、あらかじめ検討しておきたいものです。

そのために求められる考え方、視点などをオールアバウトの記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。

親の家を「特定空き家」にしない5つのポイント
http://allabout.co.jp/gm/gc/456276/


posted by 平野雅之 at 23:30| Comment(0) | 法律・制度