2015年07月29日
今年はゲリラ雷雨が増える予測
久々の投稿になってしまいましたが……。
8月はゲリラ雷雨の増える時期ですが、ウェザーニューズの予測によれば今年は昨年の1.4倍、とくに関東甲信は約3倍の発生回数が見込まれるのだそうです。
気象庁の分類では、1時間に80ミリ以上の雨を「猛烈な雨」とし、「息苦しくなるような圧迫感があり恐怖を感じる」とされていますが、近年は100ミリを超えることも少なくありません。
そこで、気象庁のデータで過去の記録を調べたところ、最大は1時間に153ミリという結果が……。
「恐怖を感じる」というレベルのおよそ2倍ですから、いったいどんな雨なのでしょうか。
当然のことながらそのような雨が降れば、土砂災害や住宅被害も無縁ではありません。
気象庁によるランキングや、ウェザーニューズの予想データなどをYahoo!不動産の記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。
Yahoo!不動産おうちマガジン
「今年の夏はゲリラ雷雨、局地的豪雨が頻発する!?」
http://magazine.realestate.yahoo.co.jp/corp_reexbrain/20150729-00000001
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| 地震・自然災害
2015年06月30日
地震保険、火災保険、値上げが続く
地震保険料は昨年7月に平均15.5%の引き上げが実施されたばかりですが、2017年1月をめどに再び平均19%引き上げられる見込みです。
当初は来年秋の引き上げ予定だったものの、時期が少し延びたようです。
その一方で、まだ確定していないものの、地域によっては50%の引き上げも検討されているとか。
その背景には巨大地震のリスクが高まり、国の被害想定に合わせた制度設計をしなければならないこともあるようですが、あまり値上げ、値上げと続けば、契約者離れを引き起こしかねないでしょうね。
火災保険料についても、単純な値上げだけでなく、制度変更を絡めて実質的な大幅値上げにつなげるようです。
いざというときには保険がないと困りますが、その負担が大きいのもやはり困りますね。
とうことで、最近の地震保険と火災保険をめぐる動きをHOME'S PRESSの記事にまとめましたのでぜひご覧ください。
HOME'S PRESS
「地震保険料は再び引き上げ、火災保険料も実質値上げでこれからどうなる?」http://www.homes.co.jp/cont/press/buy/buy_00372/
posted by 平野雅之 at 22:47| Comment(0)
| 地震・自然災害
2015年06月11日
新耐震基準後の建物が増えたが……
1981年6月の建築基準法改正で「新耐震基準」が導入され、34年が経過しました。
現在、中古住宅として売られている建物の大半は、新耐震基準後に建てられたものでしょう。
それ以前の建物に対しては国や自治体が後押しをして、耐震改修工事に補助が出る場合もあります。
その一方で、新耐震基準後の建物は耐震診断を勧められることもなく、補助金が出ることもあまりありません。
税制上などでは、新耐震基準後の建物を一律「耐震性あり」と見なすことも多いでしょう。
ところが、木耐協のまとめでは新耐震基準後の木造住宅でも85%を超える割合で「耐震性に問題あり」とされています。
耐震性に不安のある人が耐震診断を受け、その診断を受けた中での割合ですから、高い数値になりがちなことは否めませんが、それを割り引いて考えても、かなり高い割合の住宅が問題を抱えていることになります。
「新耐震基準後の建物だ」という理由だけで安心してはいけない状況について、Yahoo!不動産の記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。
Yahoo!不動産おうちマガジン
「新耐震基準の罠」
http://magazine.realestate.yahoo.co.jp/corp_reexbrain/20150610-00000001
タグ:新耐震基準
posted by 平野雅之 at 23:00| Comment(0)
| 地震・自然災害