2015年04月08日

東京の不燃化対策


スイスの再保険会社スイス・リーによる「自然災害リスクの高い都市ランキング(2013年)」では、「東京・横浜」が世界の616都市中で1位、つまり最も危険だとされています。

地震、津波、大雨、洪水、河川の氾濫、内水氾濫、がけ崩れ、土石流、土砂災害、火山の噴火などさまざまな自然災害があるわけですが、東京において懸念されているのは首都直下地震とそれに伴う大規模な火災でしょう。

東京だけではありませんが、大都市には老朽化した木造住宅が密集する、いわゆる木密地域が広範囲に広がっています。

そこでいざ火災が起きれば、あっという間に燃え広がるだけでなく、家屋の倒壊で避難ができなくなったり、消火活動が困難になったりすることも想定されているのです。

当然ながらそれぞれの自治体や国がさまざまな対策を講じていますが、とくに東京では「木密地域不燃化10年プロジェクト」を策定して不燃化対策を推進しています。

しかし、木密ならではの良さもあり、コミュニティの維持と不燃化をどう両立させていくのか、なかなか難しい面もあるでしょうね。

東京都が推し進める対策について、区が独自に進める対策も交えながらHOME'S PRESSの記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。

HOME'S PRESS
「首都直下地震に備え、東京の不燃化対策はどのように進められているのか」
http://www.homes.co.jp/cont/press/reform/reform_00194/


posted by 平野雅之 at 23:21| Comment(0) | 地震・自然災害

2015年04月03日

大規模修繕されないマンションの行く末


マンションにとって、定期的な外壁の手入れや給排水管の交換など「大規模修繕」が重要であることは多くの人が理解していると思います。

しかし、その費用がしっかりと積み立てられているのかどうか、なかなか分かりづらい面も多いでしょう。

新築であれば修繕計画と積立の計画、中古であればこれまでの履歴や今後の計画、すでに積み立てられている額などを確認するわけですが、現実には費用が不足する例も少なくありません。

修繕が必要だとは分かっていても、負担はなるべく避けたい住民の意識があり、修繕積立金の月額を値上げしようとしても意見がまとまらないことが多いのです。

今後は地域によって空き部屋が増えすぎたり、投資目的の所有者が過大になったり、さらには高齢者世帯ばかりになったりすることで、費用が十分に集まらないケースも増えていくでしょうね。

そして大規模修繕工事ができなくなったとき、マンションがどうなってしまうのかの一例を、写真を交えながらYahoo!不動産の記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。

Yahoo!不動産おうちマガジン
「マンションがきちんと修繕されないとどうなるのか?」http://magazine.realestate.yahoo.co.jp/corp_reexbrain/20150401-00000001


タグ:大規模修繕
posted by 平野雅之 at 22:48| Comment(0) | マンション