2014年06月25日

風致地区に指定された住宅地


日本全国には「風致地区」に指定された住宅地も意外と多いのですが、都市の中でも偏在していることが少なくないため、それが自宅の近くなどにある人でなければ、「風致地区なんて見たことがない」というケースが大半かもしれません。

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一般的に住環境が優れているとされる第1種低層住居専用地域よりも、風致地区は制限が厳しく、大きな敷地でも小さな家しか建てられないことがあります。

そのぶん、まちなみは整えられ、閑静な住宅地が形成されるわけですが……。

住環境の良さをメリットとして感じるか、敷地の有効利用ができないことをデメリットとして感じるか、人によって考え方は異なりますから、なかなか難しい問題もありますね。


風致地区の様子を写真で紹介しながら、その注意点などについてオールアバウトの記事にまとめましたのでぜひご覧ください。


(不動産売買ワンポイントアドバイスシリーズ)
「風致地区の住宅」
http://allabout.co.jp/gm/gc/444234/


タグ:風致地区
posted by 平野雅之 at 22:23| Comment(0) | 土地・家選び

2014年06月23日

マンション敷地売却制度とは


老朽化マンション、とくに耐震性を備えていないマンションへの対策は急務です。

1970年代頃、あるいはそれ以前に建てられたマンションでは老朽化が進み、有効な対策が取られていないケースも少なくありません。

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最近はリノベーションが検討されることも多くなりましたが、費用負担の問題もあってなかなかうまくいかないことも多いでしょう。

容積率が十分に余っているなど条件を満たせば、建て替えで部屋数を増やし、それを売却することで事業費を捻出することもできますが、そのような好条件のマンションは全体の1%にも満たないとか。

そもそも建て替えでは、住民が再び入居することが前提となるほか、これまでは全員の合意が必要とされていたため、意見がまとまらないことが大半でした。

そこで、老朽化マンションの出口戦略の一つとして、先週18日に成立した「改正建替え円滑化法」で導入されたのが「マンション敷地売却制度」です。

これがいったいどのような制度なのか、法改正に先立って開催されたシンポジウムの様子を交えながら、HOME'S PRESSで解説をしましたのでぜひご覧ください。

HOME'S PRESS
「マンション敷地売却制度で老朽化マンション対策の選択肢が増える」
http://www.homes.co.jp/cont/press/buy/buy_00169/



posted by 平野雅之 at 22:59| Comment(0) | 法律・制度

2014年06月20日

文化財が埋まっている敷地


埋蔵文化財の存在が知られている土地(周知の埋蔵文化財包蔵地)は、全国に約46万か所あるのだそうです。

古代人の住んでいた場所がそのまま近代の都市になった例も多く、住宅地の中に存在する埋蔵文化財包蔵地も少なくありません。

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以前は住宅の基礎が浅かったために、埋まっている遺構や遺物がそのままにされ、最近の住宅建て替えによって発掘されることもあります。

また、マンション建設に伴い都心部で縄文時代の人骨が多数出てきたという「事件」も数年前にありました。

このような土地で建築をする際には、事前に教育委員会へ届け出をするなど一定の手続きが必要です。

それによって遺跡の保存ができないとなれば、工事の前に発掘調査が行われることもあり、数か月は遅れることを覚悟しなければなりません。

「周知の埋蔵文化財包蔵地」ではなくても、江戸時代の人骨が出てきたりすることもありますけどね。

そう頻繁にあるわけではありませんが、運悪く(?)何かが出土すれば工事が遅れるリスクは住宅建築につきものです。


周知の埋蔵文化財包蔵地で住宅を建築する際の手続きなどについて、オールアバウトの記事にまとめましたのでぜひご覧ください。


(不動産売買ワンポイントアドバイスシリーズ)
「埋蔵文化財包蔵地での住宅建築」
http://allabout.co.jp/gm/gc/444001/


posted by 平野雅之 at 22:40| Comment(0) | 法律・制度