2014年04月30日

建物の構造耐力上主要な部分と主要構造部の違い


建築法規に詳しい方はご存知でしょうが、建築基準法および施行令で定義されている「構造耐力上主要な部分」と「主要構造部」は、その目的も内容も異なります。

どちらも重要であることに変わりはないのですが、建物の部位によって一方には含まれ、もう一方には含まれないというものがいくつかあるのです。

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新築住宅において、売主業者などに課せられる瑕疵担保責任は「構造耐力上主要な部分」および「雨水の浸入を防ぐ部分」ですが、中古住宅の場合にはその対象範囲に明確な規定がありません。

そのため、不動産の売買契約書には「構造上主要な部位」などと記載されることが多く、「構造耐力上主要な部分」なのか「主要構造部」なのか、はっきりしないケースも少なくないのです。

いざ欠陥などの問題が発覚したとき、補償以前に、それが瑕疵担保責任の対象なのかどうかをめぐって争いになることもあるでしょう。

できれば契約の際に、責任の対象範囲を明確に確認しておきたいものですが……。

「構造耐力上主要な部分」と「主要構造部」の違いについて、オールアバウトの記事にまとめましたのでぜひご覧ください。


(不動産売買ワンポイントアドバイスシリーズ)
「構造耐力上主要な部分と主要構造部」
http://allabout.co.jp/gm/gc/442325/



posted by 平野雅之 at 22:42| Comment(0) | 法律・制度